DELL CPUファンの音がうるさいというのは、一体型のパソコンやデスクトップのパソコンにはよくあるトラブルです。数年に一度はクリーニングしておくと、それだけで音が静かになるし再起動や電源が落ちるなどのトラブルを防ぐことが出来ます。
CPUファンの清掃・クリーニングは大きく3段階に分けることができると思います。個人個人のレベルや知識に応じて行うことができるわけです。
パソコンのカバーを外し、掃除機などで吸い取る
この方法は特に難しい分解等をせず、パソコンのカバーを外しゴミや埃がたまっているCPUファンあたりに掃除機をあて掃除するという方法。基盤やメモリー等に掃除機をあてないよう慎重にクリーニングします。
こんな感じで汚れているので、掃除機で可能な限り吸い取っていきます。
拡大するとこんな感じ。
CPUファンまで外して、掃除機などで吸い取る
次の方法がこれです。CPUファンが外しやすい、外しにくいなど程度の差はありますが、基本的にネジを4本抜くなどで、CPUファンは外すことができます。
この状態で掃除機などで吸い取ります。
CPUファンを取り外しているので、それなりにきれいにクリーニングすることができます。
CPUファンやカバーなど。
使用する便利なウェットティッシュなど。
クリーニング前とクリーニング後。
カバーなどもきれいにして再度CPUファンと一緒に元通りに取り付けます。。ここまでクリーニングするのが一般的な対処法です。
ヒートシンクを取り外して、掃除する(完全クリーニング)
ソケットからヒートシンクを取り外し、ヒートシンクも分解してクリーニングします。
ヒートシンクとCPUに付着している古いグリスは乾燥していることが多いので、きれいにふき取り、グリスを塗り直します
再度元通りに取り付けていきます。
この完全バージョンはある程度CPUソケットの外し方が理解できれば、難しいものではありません。ただCPUソケットにもいくつか種類があったり、グリスが乾燥してCPUとヒートシンクがくっついて外せなかったりと、いろんな事も起こり得ますので注意して行うといいかと思います。
まとめ
さて今回、DELL CPUファンの掃除・クリーニング方法を3通り紹介しました。そのパソコンのCPUファンの形状や汚れ具合などで、どの方法で行うかは違ってくると思います。基本的には掃除機で吸い取るだけでもかなりの効果は期待できますので、パソコンの音がうるさい、CPUファンの音がうるさいという時は、まず試してみるといいかと思います。