ケース内部の熱を排気するためのケースファンもPC騒音の原因となります。PCパーツ交換作業の中で最も簡単に交換できる部分になりますので、気軽にトライしてみましょう。
PCの騒音元の中では、比較的静かなパーツですので、静音効果の高いところから効率よくパーツを交換していきたいという場合、手をつけるのは最後になると思います。
でも、ケースファンの交換は非常に簡単ですし、パーツも安価ですので、はじめてPCパーツの交換に挑戦するというのであれば、練習がてらここからはじめてみるのも良いかもしれません。
今回使用するのは、山洋電気製の超静音ファン San Cooler 92です。実売価格は2,500円~3,000円程度で、風切音はまったくといっていいほどしないです。
ケースファンの交換は非常に簡単です。
ケースファンはPCケースに4本のネジで取り付けられているほか、マザーボード上にケーブルが1本つながれています。まずは、マザーボードに配線されているケースファンのケーブルを抜きましょう。
マザーボードに挿さっているケーブルが抜けたら、次にPCケースの外側から、ケースファンを固定している4本のネジを外します。これで、ケースファンの取り外しは完了です。
あとは、交換するケースファンを取り外したときの逆の手順で取り付けていけばケースファンの交換は終了です。ケースファン取り付けの際は、ケースファンの向きに注意して取り付けしましょう。通常、ケースファンには矢印で空気の流れが書かれていますので、それを参考に、ケース内部の熱を排出できるような方向で取付けをします。
交換が簡単 CPUファンですが、ケース内部の熱を排気する大事な役割を持っているパーツです。静音性を求めるあまり、あまりに低回転のものを選んでしまうと、排熱ができずに熱がケース内部にこもってしまう場合もあります。風量と静音性のバランスを考える必要があることは意識してケースファンの交換をしましょう。