CPUファンとは、読んで字の如く「CPUの送風機」で、CPUを冷却するための装置(CPUクーラーと総称します)です。CPUクーラーには幾つか種類があり、ファン(空冷)タイプ・ファンレスタイプ・水冷、さらにはガス冷などがあります。
2011年現在では、CPUクーラーと言えば右の画像のようなファンタイプが主流となっています。今後もこの流れが続くでしょう…、と管理人は予想しています。理由としては、CPU自体の発熱を抑える技術が向上し続けているからです。
CPUは、電源を入れて動作させると発熱します。そして何もしなければすごく熱くなり、いくつかの問題を発生させます。オーバーヒート(過熱)による動作不良、 異常な熱膨張・収縮によるCPU寿命の短縮…。
実はCPUは、一見正常に機能したとしても、発熱に見合った十分な冷却を行っていない場合、ジワジワとCPUを蝕(むしば)んでいる可能性があるのです…。
ですから、CPUの最大発熱量(TDPと略します)が高くて、尚且つ重たい処理やハイスペックのゲームなどをする場合には、冷却について少しは気を遣った方が良いと思います。