グラフィックボードのGPU冷却のためのファン。これもPC騒音の原因です。お使いのパソコンによっては、グラフィックボード自体が内臓されていないこともありますが、ここ最近のPC、特にBTOパソコンには内臓されていることが多いです。
今回は、ファンレス仕様のVGAクーラーに交換することで、ファンの騒音を0にしようと思います。ハイエンドグラフィックボードをお使いでなければ、ファンレスによる静音化も十分可能です。
グラフィックボードに搭載されている、NVIDIA GeForce 8600GT を冷却するために今回使用するのは、ZALMAN製のVNF100。
グラフィックボードはマザーボードに取り付けられていますので、まずはマザーボードからグラフィックボードを取り外す作業から始めます。
外し方は簡単。パソコンケースに固定されているネジを1本緩めて、グラフィックボードが挿さっているスロットのストッパーを下げれば準備はOK。あとは、まっすぐ引き抜くだけです。
ストッパーがないマザーボードもあります。その場合は、固定用のネジを外して引き抜くだけです。取り外したグラフィックボードはこんな感じ。写真のファンがグラフィックボードの騒音元です。
グラフィックボードが取り外せたら、今度はVGAファンを取り外します。グラフィックボードに接続されている冷却ファンのケーブルを取り外して、裏側から固定されているネジを緩めれば、VGAファンがグラフィックボードから取り外せます。
VGAファンを取り外すとこんな感じになります。中央にあるGPUコアを冷やしていたんですね。GPUコアにはグリスが付着していると思いますので、きれいにふき取っておきましょう。
グラフィックボードから純正のVGAファンを取り外せたら、いよいよ交換するZALMANのVNF100の出番です。
今回はNVIDIA GeForce 8600GT に設置するので、該当するソケットと設置穴にネジを取り付けます。
使用ソケットや取付け穴の位置は、付属のマニュアルやZALMANホームページで確認できます。
グラフィックボード上のGPUコアに付属のグリスを塗ります。ヘラを使って薄く均一になるように延ばします。
ベース部分をGPUコアの上に乗せ、ソケットに取り付けたネジをグラフィックボードのネジ穴に入れます。グラフィックボード裏側から、ネジに付属のPVCワッシャプレートを通し、ネジで固定します。
グラフィックボードに搭載されているRAMチップ(黒くて四角いチップ)の上に、付属のRAMヒートシンクを貼り付けていきます。チップの位置はグラフィックボードによって様々です。ついでに、ベースのヒートパイプ設置部分の3本の溝にグリスを塗っておきます。
あとは、取り外したときと同じ要領で、グラフィックボードをマザーボードへ取り付けます。マザーボードのスロットに挿し込むときは、まっすぐ垂直に力を加え、奥までしっかり挿し込むようにしましょう。
VGAクーラー交換を説明すると長くなってしまいましたが、実際にかかる時間は慣れれば30分程度です。ドライバー1本あれば交換できますので、VGAクーラーのファンレスによる静音化。是非試してみて下さい。
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